
帰化申請を考えているけど、何から始めればいいの?
最初のステップである法務局の帰化相談は、多くの人が緊張し、不安を抱く場面です。
しかし、事前に流れや質問内容を知っておけば安心して臨めます。
本記事では、相談会で必ず聞かれるポイントや準備物、相談後の流れ、さらに専門家を活用するメリットまで徹底解説します。
目次
相談会に行く前に知っておくべき基本事項
1. 相談は予約制!
- 法務局の帰化相談は完全予約制。
- 予約は電話または窓口で行うのが一般的。飛び込みでは対応してもらえません。
2. 持ち物と服装
- 基本的に 本人確認書類(在留カード・パスポート)、住民票 を求められる場合があります。
- 場合によっては在職証明書や課税証明書などを案内されることも。
- 服装はスーツでなくても問題ありませんが、清潔感のある服装を心がけると安心です。
3. 法務局の場所と時間
- 帰化相談はすべての法務局でできるわけではなく、地方法務局や支局の「国籍課」等が担当窓口。
- 営業時間は平日のみで、予約枠がすぐ埋まることも多いので、早めの連絡がおすすめです。
相談会で必ず聞かれること:動機・生活・要件
1. 帰化の動機と生活状況
- 「なぜ帰化したいのですか?」
- 「どのくらい日本で生活していますか?」
👉 日本社会に定着しているかを確認する質問です。
2. 帰化要件に関する質問
- 居住要件:「日本に継続して5年以上住んでいますか?」
- 生計要件:「仕事は安定していますか?」「年収や納税状況は?」
- 素行要件:「犯罪歴は?交通違反は?借金は?」
- 能力要件:「日本語の読み書き・会話はどの程度可能か?」
- 家族状況:「配偶者や子どもの国籍は?」
3. 質問の答え方のコツ
- 隠さず正直に答えることが最も重要。
- 後で調査されるため、虚偽の申告は不許可の大きな原因となります。
相談会後の「次の一歩」
1. 相談会で得られるもの
- あなたの状況に応じた必要書類リスト
- 申請の大まかな流れや注意点
2. 相談後のTODOリスト
- 指示された書類を収集する。
- 収集に時間がかかるもの(本国書類、戸籍関連)は早めに取りかかる。
- 不明点は再度相談。場合によっては追加面談を求められることも。
3. 相談方法の選択肢
- 法務局によっては、電話・オンライン相談を行っている場合もあるため確認しておくと便利。
相談会でよくある不安と注意点
- 日本語力が不十分でも大丈夫?
-
基本的な読み書き・会話ができるか確認されます。学習中でも前向きな姿勢を示せば評価されます。
- 過去に交通違反が多いけど申請できる?
-
違反内容や時期によって影響が異なります。素行要件はケースごとに判断されます。
- 扶養家族が多くて収入が少ない…
-
生計要件は家計全体での安定性が見られます。
専門家に相談するメリット
行政書士に依頼することで
- 書類の収集・翻訳・作成を代行してもらえる。
- 複雑なケース(離婚歴、借金、扶養関係など)でも適切な戦略が取れる。
- 面接対策や法務局とのやり取りをサポートしてもらえる。
👉 専門家を選ぶ際は、「帰化申請の経験が豊富か」「外国語対応が可能か」などをチェックすると安心です。
【まとめ】
- 法務局の相談会は、帰化申請のスタート地点。
- 相談会での質問は「帰化要件を満たしているか」を確認するためのもの。
- 準備を整え、正直に答えることで次のステップがスムーズになります。
必要に応じて専門家を活用し、不安を自信に変えていきましょう。
📞 お気軽にご相談ください
行政書士小此木圭事務所
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